カジノで働いている人ってどんな服装?労働者のためのドレスコード
皆さん、カジノに行く時のドレスコードってちゃんと気にした事はありますか?カジノによってはカジュアルすぎる服装での入場を良しとしていない場所も意外と多く、最低でもジャケットにバンツに靴を履いていくのが無難だったりします。いくらラスベガスが暑くても、半袖・短パン・ビーチサンダルは避けましょう。そんな中、カジノで仕事をしている従業員の服装は気にした事ってありますか?
実はあまり知られていないのですが、カジノ従業員は中々の高級取り。平均的な年収は7万ドルにも登るとの事です。当然誰にでも出来る仕事という訳ではありません!観察力やマナーや語学力など、これらの要素がかなりの高いレベルで要求されます。そして、そんなカジノ従業員を良く観察してみると、皆さん結構ビシッとした制服で決まっています。本日は、カジノ従業員の中でも人気のポジションである“クルーピア”という職業の人の政府の話をしていきたいと思います。かなりマニアックですが、カジノが好きな方や、クルーピアに憧れがある方にとっては必見です!
昔のクルーピアは昔サンバイザーのような帽子を被っていて、それが妙にダサくて何故だろう?とずっと思っていました。この記事を書くにあたって、調べてみたら当時のカジノ内で使用されていた強烈な室内灯などから眼の疲労軽減の効果があったみたいですね。ちなみに当時はサンバイザーを被るのがルールだったみたいです。目に優しい電球の開発が進んだ今となっては、流石に被っている人は見かけなくなりましたね。
カジノ従業員は“蝶ネクタイ”を付けているイメージ?
その起源は1856年、超有名な“カジノ・ド・モンテカルロ”がオープンして以来、蝶ネクタイを従業員が付けていた所から始まり、文化の一つとして根付いて行きました。今でも蝶ネクタイが男性クルーピアの一般的なドレスコードとなっています。一方で女性はというと、ネクタイを着用するか、場所によっては黒いカクテルドレスがユニフォームになっている場所もあります。
カジノによっては、クルーピアノにエプロンの着用を義務つけている所もあります。個性的なあのエプロン姿はいかにもクルーピアという感じで代表的なユニフォームの一部だと言えるでしょう。ちなみの、このエプロンにはポケットが付いていないのは知っていますか?これには理由があり、“盗難から守る為”というのがそもそもの起源だそうです。ポケットにチップや現金を入れていて、カジノのスリの被害に遭う事件が頻繁に起きており、ポケットを排除したという歴史があり、それが今も色濃く残っているのです。
最初にカジノの従業員は高級取りが多いと記載したせいで、クルーピアに俺もなる!と、思わせてしまっていたら謝罪しなければなりません。何故ならクルーピアに関してはカジノ業界ではそこまでお給料が高くは無いからです。そして、記載している制服も基本的には自腹購入が一般的。人気なポジションのこのクルーピアの職に就く人は、決して高いとは言えないお給料の中から、頑張って捻出してプロフェッショナルな見た目を保っているのです。カジノ行く機会があり、クルーピアが素晴らしい仕事をしていると感心を受ければ、ぜひ彼ら・彼女達に少額でもチップを渡してあげて欲しいと思います。きっととても喜びますよ!